福田しげき

カウンセラー

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プロフィール

福田しげき

悩み事を抱えてしまった時に大事にしている事は、まずは「今の自分にOKを出す」事です。

私は自己否定に悩まされましたが、脱却出来たきっかけはカウンセリングを受けて「安心感」を得られた事でした。あなた自身が「安心感」を得られた上で、悩みに向き合うお手伝いをさせてください。

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性格・悩み、人生相談全般、生きる意味、喪失感、虚無感、人の目が気になる

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Story

ストーリー

心理カウンセラーと研究開発職の二刀流

私のプロフィールをご覧くださり、ありがとうございます!

私の人生経験を紹介する前に自己紹介させて頂きます。私は現役で心理カウンセラー兼研究開発職として活動しています。少し異色な組み合わせになっていますが、実は心理カウンセラーとして活動している時に、研究開発職としての経験が役立つと思う場面を数々経験してきました。

研究開発職で取り扱う問題と、心理的な悩みの共通点は大まかに2点あると思っています。

1点目は様々な要素・要因が複雑に絡み合っていくため、問題が難しくなる事です。

2点目は誰も解いていない内容を取り扱う点にあります。

よって、心理的な問題と研究開発職で取り扱う問題は、簡単に解決出来ないものになります。

悩みの問題に対して大事にしている事は、まずは「今の自分にOKを出せるように、安心感」を得る事です。この安心感にこだわっている理由は、今抱えている「辛い」という感情を少しでも和らげる事が出来れば、この後どうすればいいのか前向きに考える事が出来るからです。そうすると複雑に見えていた問題が、シンプルに見えてきて「こうすれば良かったのか!」と、解決策が見えてきます。

私が研究開発職で培っている経験が、心理カウンセラーとして、あなた自身にお役に立つ事が出来ればとても幸いな事です。

以下では私の人生経験について紹介します。

1.精神的不調の辛さが身体的不調を超えた時 ~10年続く事になった、自己否定の始まり~

私は周りからの目線が異常に気になってしまう時期がありました。
例えば、学校で三者面談している時に「誰かが覗いている」とか「会話の内容を聞かれている」とか、ありもない事を警戒し、面談中も周りをきょろきょろと見まわしていました。面談を一緒にしている先生や親からは不自然に見えたと思います。案の定、親からも指摘されましたが、私としては周りからの目線が気になって仕方なく、「誰からも見られたくない」と引き込みの思考が強くなりました。このように周りからの目線が気になって仕方なかったので、自宅の自室に1人で居る時が一番安心感に包まれていました。
そのような時に全治6ヵ月程度の骨折を負いまして、松葉杖の生活する事を余儀なくされました。とても辛そうな怪我に見えますが、逆に私にとっては幸運だと思えた出来事でした。「怪我を言い訳に自室に1人で居られるし、安心出来る時間が確保できる。骨折して良かったな」と、大怪我した事を喜んで受け入れていました。そして、しばらく学校をお休みしていましたが、自室に居ながら、「人間と向き合う事も出来ず、勉学やスポーツも努力出来ていない自分なんて、価値の無い人間だ」と考え込んでしまい、自己否定する事が多くなりました。この時、骨折による身体的な痛みより、自己否定による精神的な悩みの方が辛い事を痛感しました。

2.自己否定からの脱却を試みるも、人生の迷路に迷い込む ~うつ病の1歩手前まで進む

勉学やスポーツ、人間関係に向き合えなかった自分を反省し、今後は真剣に向き合いたいと決意しました。その後は幸いにも、勉学の点で私の得意分野(物理数学)を見つける事が出来て、「もしかしたら研究職に就けるかも!」と自分自身に価値を見出す事が出来ました。
また人間関係の点でも、クラス委員長といった人前に出る役割を担う事が多く、人と接する機会に恵まれました。しかしながら、今までに人間関係と向き合ってこなかった経験不足が仇となり、トラブルを起こす事もしばしばありました。誰しも多かれ少なかれ人間関係のトラブルは経験するものだと思いますが、私の場合は人間関係でトラブルが起こった時には、決まって食事する余裕が無くなり、「自分の何が悪かったんだろう・・・」と考え込んでしまう事が多かったです。この余裕の無い心理状況が、私の表情や態度に表れていたのだろうか、当時の担任の先生も、それを見て「福田君は、考え込み過ぎて自分を追い込んでしまう癖があるから、あまり気にし過ぎないようにね」と優しく励ましてくださりました。このように優しい言葉を頂けたにも関わらず、自分を責める思考の癖が根付いてしまい、特にトラブルが起きていない時でも「今の自分の言動や行動って、良くないものでは・・・」と考え込む事が多くなっていく一方でした。その思考を続けていくうちに、疲労感を感じやすくなっていき、やがて起き上がるのも辛くなってしまいました。とうとう、勉学や人間関係と向き合うのが億劫になってきてしまい、不必要な時は一切外出せずに、また自室で引きこもる事が増えてきました。「このままではいけない!」と半年くらい本やブログを読んで、生き方のヒントを探し続けていました。しかし、答えが上手く見つからず、日に日に症状が悪化してしまい、ついには食事した時に「おかしい! 食べ物の味がしない!?」と、味覚障害を引き起こしてしまいました。日常生活でも支障をきたす症状が出た私は、「何とか改善しないと!」と慌てて本やブログを読み始めました。しかし、今度は「簡単な文章のはずなのに、理解出来ない・・・」と、文章を理解出来なくなってしまいました。英語に例えると、単語は読めるが、3行程度の文章になると理解出来なくなってしまう感覚でした。味覚障害や抑うつ気分を抱えた私は「一生無気力のまま過ごして行かなければいけないのか・・・」と、出口の見えない真っ暗なトンネルの中で、どちらに向かえばいいかも分からず、このまま無力のまま一生を終えていくと思うと、「自分の人生には価値が無く、生きる意味が見出せない」と、ネガティブな思考が強くなっていきました。

3.アロマセラピスト兼心理カウンセラーとの出会い ~迷路からの突破口

 悩みから脱却したいのに、本やブログを読めないのでは、前に進む事が難しくなると思いましたので、カウンセラーに悩みを打ち明ける事を決意しました。その時、偶然にもアロママッサージを受けながらカウンセリング出来るサロンを見つけて、そのサロンでカウンセリングを受ける事にしました。客観的に見たら私自身が悪いと思えるような悩みも、「私が悪いのは分かっているんです・・・でも辛いのです・・・」と打ち明けましたが、アロマセラピストが私自身を一切否定せずに聴いてくださりました。そして私が見ている視点とは、全く異なった視点から見た考え方をお話して頂き、「私自身は否定されるような存在では無い」と思えるようになりました。
このようにカウンセリングを受けた結果、自分自身を否定する視野からでしか物事を考えられていなかった事に気づきました。新たな気づきを得た時、「勇気を出して相談して良かった」と思ったのと同時に、「カウンセリングを受けるのに、サロンやカフェに行く感覚で気軽でいいのか! これからは少し気軽に相談するようにしよう」とカウンセリングに対するイメージが変化しました。

4.想像より遥かに広い考え方の視野 ~自己否定との別れ~

カウンセリングを受けた事をきっかけに、「私もアロマセラピストみたいに、考え方において広い視野を持てるようになりたい!」と想い、心理学の勉強を始めました。心理学を勉強する過程や普段の生活の中で、友人や心理学を勉強している方など多くの方と接する機会が増え、幅広い年齢層の方とお話しているうちに、人間が持てる考え方の視野はあまりにも広すぎて、「そういう考え方もあったのか!」と いい意味で常識を打ち破られた事もありました。
このように心理学を講座や学会、書籍等で7年近く勉強し、その中で得られた教訓として、
「お互いに考え方が似ている部分と、異なっている部分があるけど、その人が人生経験の中で培ってきたものだから立派なものだよね。そして仮に相反する考え方を持っていたとしても、その人の存在自体が否定される訳ではないよね。」という見方をもってから、自己否定する事が無くなってきました。

5.安心感を得られるコミュニティの運営 ~心理カウンセラーとしての活動~

私と同じように悩みを抱えた方が、少しでも安心出来る空間を提供したいと思い、オンラインコミュニティを運営し始めました。
コミュニティメンバーの他にも、学生時代の友人や会社の同僚の悩み相談にのってきました。大変嬉しい事に、「福田さんのカウンセリングを受けると、気持ちをきちんと整理した上で、物事を合理的に見る事が出来てスッキリする。そして自分自身を客観視しながら、自身を構築出来る」と言ってくださる事もありました。現在、私は研究開発職に勤めている事もあり職業柄、論理的思考や合理的思考の能力が高いと評価される事が多く、とても嬉しいです。ただ、それ以上に私自身が大事にしている事は、悩みと向き合っていく時に、自分の気持ちに嘘をつかず、安心感を得たうえで物事に対して自分が一番納得いく考え方や選択肢を得られるようにサポートしたいです。
研究開発職で立ち向かう問題と心理的な悩みの共通点は、現時点で誰も解いていない内容に向き合う点です。未知な内容を取り扱う上では、「この問題には、このように解いていくべき」とか「こう考えるべき」といった常識に捕われない幅広い視点を持つことが有効です。
心理的な悩みを抱えている方は未知な内容に直面しているので、他の人から悩みの深刻度を評価する事は出来ません。よって自身の中で「このくらいの悩みなら気合いで耐えられる」とか「他の人からしたら大した事がない」と思うような悩みでも、事実上で誰も解いていない内容なので、遠慮なく相談しても大丈夫という事になりますし、相談する事で考え方の視点を広げる事が出来ます。
私自身もそうだったように、サロンやカフェに行く感覚で気軽にお越しくださいね。
長いストーリーを最後までお読みくださり、ありがとうございました。

Certification

資格

  • 日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー

Career

キャリア

  • 全治6ヵ月の骨折よりも精神的不調の方が辛い事を、身をもって思い知る。
  • 自分を責める思考の癖が身に付き、味覚障害と抑うつ状態に悩まされる。
  • アロマセラピスト兼心理カウンセラーに悩みを相談したのち、自己否定からの突破口を見つける。
  • 心理学を7年間勉強したのち、心理カウンセラーの資格を取得し、自己否定とお別れする。
  • 生き辛さを抱えている方が、安心感を得られるようなコミュニティを運営

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